医師の免許を持たないまま、美容整形の施術を行ったとして、警察は、三重県四日市市に住むベトナム国籍の女を、医師法違反の疑いで逮捕しました。本来は医師でなければ行うことができない施術が、資格のない人物によって行われていた疑いがあり、警察が事実関係を調べています。
警察によりますと、逮捕された女は、医師の免許を持っていないにもかかわらず、去年十一月から十二月にかけて、あわせて二回にわたり、四日市市中部にあるマンションの一室で、美容整形の施術を行った疑いがもたれています。医療機関ではない場所で、施術が繰り返されていたとみられています。
警察の取り調べに対して、女は容疑を認めているということです。みずから施術を行っていたことについて、争わない姿勢を示しているとされ、警察は、女がどのような経緯で施術を行うようになったのか、その背景についても調べを進めています。
さらに警察は、今回逮捕の容疑となった二回の施術にとどまらず、女がほかにも、十人以上の客に対して美容整形の施術を行っていたとみています。今回明らかになったケースは、一連の施術の一部に過ぎない可能性があるとみて、警察が全体像の解明を進めています。
こうしたことから、警察は、女の余罪についても慎重に調べを進める方針です。これまでに何人の客に対して、どのような施術が行われていたのか、また施術がどこで繰り返されていたのかなど、明らかにすべき点が残されているとみられています。
医師の免許を持たない人物が、美容整形の施術を行っていたとされる今回の事件は、無資格での医療行為が問われるケースとなりました。警察は、女の認否や施術の実態を踏まえながら、事件の全容の解明に向けて、引き続き捜査を進めるものとみられます。
