名古屋市緑区の集合住宅で、現金やトレーディングカードなどが盗まれた事件をめぐり、警察が窃盗グループの摘発を進めています。捜査の対象となっているのは四人で、警察はこの四人が一連の窃盗事件に関わったとみて調べを進めています。盗まれた品の中には、高い価値があるとされるカードも含まれていました。
逮捕された四人のうちの一人は、イラン国籍で、愛知県犬山市に住む自営業の容疑者です。残る容疑者も含め、四人がどのように役割を分担して犯行に及んだとされるのか、警察はグループの実態の解明を進めています。
警察によりますと、四人は今年一月、名古屋市緑区の集合住宅で、男性が住む部屋に窓ガラスを割って侵入したとされています。住宅の窓を壊して中に入り込み、室内にあった金品を盗み出したとみられています。
この部屋から盗まれたのは、現金およそ十六万円のほか、ポケモンのトレーディングカードなど七百八十六点だということです。これらのカードなどは、あわせておよそ千二百万円相当にのぼるとされ、一回の被害としても大きな金額となっています。
警察は、この四人が関わった窃盗事件は、名古屋市緑区の一件にとどまらないとみています。去年十二月から今年三月までの間に、四人が関与した窃盗はあわせて二十件に上り、被害の総額は二億六千五百万円余りに達するとみて、捜査を進めています。
警察は、四人の認否を明らかにしていません。今後、それぞれの容疑者がどのように関わったのか、盗まれたカードや現金がどこに渡ったのかなど、一連の窃盗の全体像の解明を進める方針です。高額で取り引きされるトレーディングカードが狙われた事件として、捜査の行方が注目されます。
