名古屋市西区の商業施設モゾワンダーシティで、客らがスプレーのようなものをまかれて体調を崩したとして、警察は会社員の男を逮捕した。逮捕されたのは、愛知県犬山市の会社員、斉藤優斗容疑者で、威力業務妨害の疑いがもたれている。
事件があったのは今週月曜日の夕方のことだった。商業施設の中で、多くの人が咳き込んだり、目がしばしばしたり、喉の痛みを訴えたりしているとして、百十九番通報が相次いだ。
消防によると、この施設で男女あわせて二十三人が体調不良を訴えた。このうち〇歳から四十代までの八人が病院に運ばれたが、いずれも命に別状はないという。
被害を訴えた人たちが集中していたのは、施設の四階にあるゲームセンターの周辺だった。捜査関係者によると、防犯カメラの映像には、何者かがスプレーらしきものをまいているような姿が映っていたという。
警察は、斉藤容疑者がゲームセンターで何らかのものをまき、店内を混乱させて業務を妨害したとみて逮捕した。調べに対し、容疑を認めているということだ。
斉藤容疑者の自宅からは、あわせて九本の催涙スプレーとみられる缶が押収された。警察は、まかれたものの成分などの特定を進めるとともに、詳しい動機を調べている。
