新潟市で61歳の夫が七輪の練炭で妻を一酸化炭素中毒により殺害した疑いで逮捕
world | ANN News 24H |
新潟市南区の住宅で、61歳の無職の男が自宅にあった七輪で練炭に火をつけ、妻を一酸化炭素中毒で殺害した疑いで逮捕された。妻の死亡を自ら通報していたが、目立った外傷がないことから警察が捜査を進め、逮捕に至った。
新潟県警は26日、新潟市南区に住む無職の栗原秀樹容疑者(61歳)を殺人の疑いで逮捕・送検した。栗原容疑者は自宅で妻の美恵子さん(61歳)を殺害した疑いが持たれている。現場は新潟市南区にある閑静な住宅街の平屋建ての住宅で、車や人通りはそれほど多くない場所だった。
事件が発覚したのは今月11日のことだった。栗原容疑者自身が警察に「妻が死んでいる」と通報し、駆けつけた警察官が倒れている美恵子さんを発見、その場で死亡を確認した。遺体には目立った外傷がなく、当初は死因の特定に時間を要したとみられる。
警察の捜査の結果、栗原容疑者が現場にあった七輪で練炭に火をつけ、妻を一酸化炭素中毒に陥らせて殺害した疑いが浮上した。外傷のない死亡であることから、当初は自殺や病死の可能性も検討されたとみられるが、現場の状況や証拠から他殺と判断され、逮捕に至った。
近隣住民によると、栗原夫婦は近所の人との交流があまりなかったという。地域社会からやや孤立した生活を送っていた可能性が指摘されており、事件の背景には夫婦間のトラブルがあったのではないかとみられている。警察は栗原容疑者の認否を明らかにしておらず、動機や事件の詳しい経緯について慎重に捜査を進めている。
一酸化炭素中毒による殺人事件は、外傷が残りにくいことから発覚が遅れるケースもあり、捜査上の難しさが指摘される犯行手口である。今回の事件では、容疑者自らが通報していたにもかかわらず警察が丹念な捜査を行い、約2週間後の逮捕に結びつけた。新潟県警は今後も関係者への聴取を重ね、事件の全容解明を目指す方針だ。