大分県日田市の天ヶ瀬町にある一部の地区で、水道水に濁りが確認され、市が住民に対して水道水を飲むのを控えるよう呼びかけています。蛇口から出る水が濁っていたことで、住民の間に不安が広がりました。
市によりますと、おととい午後、天ヶ瀬町のこの地区の住民から、水道水がよく濁っているという連絡が市に寄せられました。実際に風呂に水を入れたところ、濁っていることに気づいたという住民の声もありました。
連絡を受けて市が調べたところ、各家庭に届く水だけでなく、水源となっている井戸水などでも濁りが確認されたということです。これにより、地区一帯の水道水に濁りが及んでいることが分かりました。
濁りが生じた原因については、今のところ分かっていません。市は原因の特定を進めるとともに、安全が確認できるまでの対応を取っています。
市は、この水道水を利用しているおよそ268戸に対して、水を飲まないよう呼びかけています。そのうえで、住民が生活用の水を確保できるよう、地区内の5か所に給水スポットを設置しました。
現時点で、濁った水による健康被害は確認されていないということです。市は、早期の復旧を目指して原因の調査と対応を続けるとしていて、住民は当面、給水スポットなどを利用しながら様子を見守ることになります。
