大分市の県立図書館の近くで、猿の群れが目撃された。市によると、きょう午前十一時ごろ、県立図書館の近くで十匹近い猿の群れの目撃情報が寄せられたという。住宅や学校が立ち並ぶ市街地での目撃とあって、市が住民に注意を呼びかけている。
きょう猿が目撃されたのは、県立図書館の付近である。この近くには、大分大学教育学部附属小学校があり、子どもたちが通う学校のすぐそばで、野生の猿が姿を見せた形となった。
目撃された猿の数は、一か所でおよそ二十匹に上ったという。群れをなして市街地に下りてきており、住民や学校の関係者の間で、警戒する声が強まっている。
県立図書館の近くにある小学校では、きょう、児童に対して猿に近づかないよう注意を呼びかけた。さらに、保護者に向けても、注意を促すメールを送ったということである。子どもの安全を守るための対応が、すばやくとられた。
猿はきょう、近くの別の場所でも目撃されている。県立図書館から三百メートルほど山の方へ登った場所にも現れており、近所の人の話によると、この辺りでもきょう、十匹ほどの猿が目撃されたという。
猿が目撃された近くの畑では、被害も出ている。畑で育てられていた枇杷が、猿に食い荒らされていたということで、市街地に下りてきた群れが、農作物にも手をつけている状況がうかがえる。
大分市は、猿を見かけても目を合わせず、静かにその場を離れてほしいと注意を呼びかけている。市街地に現れた野生の猿によるけがやトラブルを防ぐため、住民に対して冷静な対応を求めている。
