大分市の佐賀関で、復興への願いを込めた風車づくりが進められている。これは、地元の企業や学生などで作る団体が、地域の人たちと協力しながら取り組んでいるもので、被災地への思いを形にする活動となっている。
メンバーたちが今日訪れたのは、地域にある介護施設である。施設では、利用者などあわせて十六人が風車づくりの作業に加わり、世代を超えて一つの取り組みに向き合う姿が見られた。
参加した人たちが台紙に書き込んでいたのは、復興への願いを込めたメッセージである。一つ一つの風車に思いを託し、被災した人たちへエールを送る内容となっていて、手づくりならではの温かみが感じられる。
作業に加わった人たちからは、前向きな声が聞かれた。復興のためにやっている、みんなが豊かに暮らせるように生活してほしいと話す人もいて、活動に込めた思いがにじんでいた。
また、支援を続けることの大切さを語る声もあった。支援の輪というのは途切れてはいけない、つながっていく、広がっていくということがとても大事なのではないかと、息の長い支援への思いが語られた。
この風車づくりには、明確な目標も掲げられている。製作目標は千個で、完成した風車は、来月二十五日に行われる夏祭り、関の与市で飾られるということである。
