大分県宇佐市の県道で、乗用車が道路脇のガードレールに衝突する事故があり、車に乗っていた五十六歳の女性が死亡しました。家族とみられる三人が乗った車で起きた事故で、運転していた人を含む残る二人も病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。地域の県道で起きた死亡事故に、警察が捜査を進めています。
警察によりますと、事故が起きたのは宇佐市上町の県道629号です。きのうの午後五時前、中津市方面から走ってきた普通乗用車が、道路脇のガードレールに衝突しました。夕方の時間帯に幹線道路で起きた事故で、車は大きく損傷したものとみられます。
この事故で、車に乗っていた派遣社員の金城美穂さん、五十六歳が病院に搬送されました。しかし、搬送先の病院で手当てを受けたものの、衝突からおよそ一時間四十分後に死亡が確認されました。ガードレールへの衝突による衝撃が、命を奪う深刻なものであったことがうかがえます。
車を運転していたのは、金城さんの三十二歳の娘でした。また、車には金城さんの三十六歳の息子も同乗していました。親子三人が乗り合わせていたとみられ、一家にとっては突然の悲劇となりました。運転していた娘と同乗していた息子の二人も病院に搬送されています。
搬送された娘と息子の二人については、いずれも命に別状はないということです。同じ車に乗っていながら、一人が亡くなり、ほかの二人が助かるという結果になり、衝突の状況や車内での位置などが被害の差につながった可能性もあるとみられます。
事故が起きた現場は、片側一車線で見通しの良い、ほぼ直線の道路だということです。カーブや見通しの悪さといった要因が見当たらない場所での事故であることから、なぜ車がガードレールに衝突するに至ったのか、警察は事故の詳しい原因を調べる方針です。
