陸上自衛隊による国内最大規模の訓練が、静岡県の演習場で行われた。広大な演習場を舞台にした大規模な訓練となり、装備や部隊の運用を確認する場となった。
今回の演習には、陸上自衛隊の隊員およそ二千百人が参加した。あわせて戦車や装甲車およそ五十両などが投入され、大規模な編成での訓練が展開された。
訓練では、超射程ミサイルである二十五式高速滑空弾の発射機が初めて登場した。長射程の打撃力を担う装備が公の場で姿を見せた形で、注目を集めた。
また、近年脅威として指摘されているドローンへの対処訓練も披露された。無人機への対応が、現代の演習において重要な要素として組み込まれていることがうかがえる。
一方で、四月に射撃訓練中に砲弾が破裂し、隊員三人が死亡する事故を起こした戦車については、今回は装甲だけで参加した。実弾の射撃には加わらず、限定的な形での参加となった。
国内最大規模とされる今回の訓練は、新たな装備の運用やドローンへの対処といった現代的な課題を反映した内容となった。大規模な人員と車両を動員した演習を通じて、部隊の練度や装備の確認が進められた。
