さいたま市スポーツ協会で会計事務などを担当していた職員の男が、協会の口座から現金およそ366万円を横領したとして、業務上横領の疑いで再逮捕された。逮捕されたのは、同協会の職員である三浦宏樹容疑者だ。会計事務を任され、協会の資金を扱う立場だったとみられる。
警察によると、三浦容疑者はことし5月、みずからが管理していた協会名義のキャッシュカードを使って現金を引き出し、およそ366万円を着服した疑いが持たれている。協会の資金を管理する立場を利用した形だ。
三浦容疑者は、協会の通帳を持ったまま席を離れたあと、およそ2か月にわたって行方がわからなくなっていたという。その間、協会側は容疑者と連絡が取れない状態が続いていたとみられる。
取り調べに対し、三浦容疑者は「ギャンブルや、逃げていたときの生活費などに使い込んだ」などと話し、容疑を認めているという。逃亡している間は、県外の競馬場などを転々としていたとみられている。
警察によると、横領された被害金額のなかには、協会が受け取っていた市の補助金なども含まれていたということだ。公的な資金が私的に使われていた可能性がある。
さらに、さいたま市スポーツ協会が資金を管理する口座を調べたところ、およそ3500万円にのぼる使途不明金が発覚しているという。警察は、今回の横領事件と使途不明金との関連についても慎重に調べを進めている。
