大阪・堺市で、解体工事の作業中に作業員の男性が資材搬送用のエレベーターの下敷きになり、死亡しました。男性はおよそ十トンのおもりに挟まれたとみられ、その場で死亡が確認されました。警察と消防が、事故が起きた原因や当時の状況を調べています。
事故が起きたのは、堺市堺区にあるシャープの敷地内です。午前八時ごろ、作業中にエレベーターが落ちてきて男性が下敷きになったと、作業員から消防に通報がありました。通報を受けて、消防が現場に駆けつける事態となりました。
巻き込まれたのは、作業員とみられる男性です。消防によりますと、男性は六十二歳で、建物の解体作業中に事故に遭ったということです。現場では、建物を取り壊すための作業が進められている最中でした。
男性が挟まれたのは、エレベーターと壁の間でした。資材を運ぶためのエレベーターと壁の間に体が挟まれ、さらにおよそ十トンのおもりの下敷きになったとされています。大きな重量がかかったことが、深刻な事態につながりました。
救助が試みられたものの、男性は助かりませんでした。男性はその場で死亡が確認されました。作業現場で起きた今回の事故は、重量物を扱う解体現場の危険性を改めて示す形となりました。
事故の原因について、消防は一つの見方を示しています。消防は、エレベーターのかごとおもりをつなぐ部分が何らかの原因で切れたとみています。この連結部分が外れたことで、おもりが落下した可能性があるとみられています。
詳しい状況については、引き続き調べが進められています。警察が当時の詳しい状況を調べていて、なぜ連結部分が切れたのか、安全管理に問題がなかったのかなどが今後の焦点となります。解体現場での作業の安全をめぐり、原因の究明が求められています。
