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中国・少林寺の元住職に横領などで懲役24年の判決、約30億8000万円相当を着服

中国・少林寺の元住職に横領などで懲役24年の判決、約30億8000万円相当を着服

中国で有名な少林寺の元住職、釈栄信被告が横領や収賄などの罪で懲役24年、罰金約8200万円の有罪判決を受けた。住職の地位を利用し約30億8000万円相当を横領したとされる。かつて全国人民代表大会の代表も務めた有名人で、判決を認め上訴しないとしている。

日本でも広く知られる中国の名刹、少林寺の元住職が巨額の横領で重い判決を受けた。ANN Newsの報道によると、中国中央テレビは河南省の裁判所が29日、少林寺の元住職である釈栄信被告に対し懲役24年、罰金350万元(日本円で約8200万円)の有罪判決を言い渡したと伝えた。

裁判所の認定によると、釈栄信被告は少林寺の住職という地位を利用し、1億3100万元、日本円にしておよそ30億8000万円相当を横領していた。さらに収賄などの罪も認定されており、長年にわたって寺院の資金を私的に流用していた実態が明らかになった。

釈栄信被告はかつて中国の国会にあたる全国人民代表大会の代表を務めるなど、宗教界にとどまらず政治的にも大きな影響力を持つ有名人だった。その高い地位と知名度が、横領行為の発覚を遅らせた可能性も指摘されている。

注目すべきは、釈栄信被告が判決内容を全面的に認め、上訴しない意向を示したことだ。これにより判決は確定する見通しで、少林寺をめぐる一連の汚職事件に一つの区切りがつくことになる。

少林寺は約1500年の歴史を持つ禅宗の名刹であり、少林拳の発祥地として世界中にファンを持つ。その精神的指導者が巨額の横領で投獄されるという事態は、中国国内はもとより国際的にも衝撃を与えている。宗教施設の財務管理のあり方について、改めて議論を呼ぶことは避けられない。

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