栃木県上野川町で発生した強盗殺人事件で海外に逃走中の増田和彦容疑者について、警察が昨日までに旅券返納命令を出すよう外務省に要請していたことが、ANN Newsの取材で明らかになった。増田容疑者は指示役とされる竹前海人容疑者らと共謀して上野川町の住宅に押し入り、富山英子さんを殺害した疑いが持たれている。
捜査関係者への取材によると、増田容疑者と竹前容疑者は事件前からの知人であったことが確認されている。さらにその後の捜査で、二人が東南アジアで知り合ったことをうかがわせる証拠品を警察が押収していたことも新たに判明した。この証拠は容疑者の逃亡先を特定する上で重要な手がかりとなる可能性がある。
旅券返納命令に応じなかった場合、増田容疑者のパスポートは失効し、逃亡先の国において不法滞在の状態に陥る可能性がある。不法滞在となれば現地当局による身柄拘束の対象となるため、警察は海外の法執行機関との連携を強化して容疑者の行方を追っている。
増田容疑者は事件後に成田空港から出国しており、警察は東南アジアに拠点がある可能性も視野に入れて捜査を進めている。現在も公開手配が継続されており、国際刑事警察機構を通じた協力体制のもとで容疑者の所在確認と身柄確保に全力を挙げている。
この事件は組織的な強盗殺人として社会に大きな衝撃を与えており、指示役とされる竹前容疑者の逮捕に続き、実行犯として逃亡を続ける増田容疑者の早期逮捕が求められている。警察は国内外の関係機関と緊密に連携しながら、容疑者の確保に向けた捜査を加速させる方針である。
