東京・渋谷区代々木の7階建て共同住宅で火災、50代から80代の3人が負傷
world | ANN News 24H |
30日午前6時半ごろ、東京都渋谷区代々木の7階建て共同住宅から出火し、3階の一室が焼けた。50代から80代の男女3人が負傷して病院に搬送されたが、いずれも命に別状はない。ポンプ車など約25台が出動し、約1時間半後にほぼ消し止められた。
三十日の早朝、東京都心の住宅街で火災が発生し周辺に緊張が走った。午前六時半ごろ渋谷区代々木にある七階建ての共同住宅から火が出たとの通報を受け、東京消防庁はポンプ車など約二十五台を現場に急行させた。懸命の消火活動の結果、出火からおよそ一時間半後に火はほぼ消し止められた。
火元は建物三階の一室とみられ、この部屋が大きく焼損した。出火当時、建物内には複数の住民がおり、五十代から八十代の男女三人が煙を吸うなどして負傷し、いずれも救急車で近隣の病院に搬送された。消防によると三人とも命に別状はないという。
現場はJR新宿駅からおよそ九百メートルの距離に位置する閑静な住宅街の一角で、周囲には同規模のマンションや一戸建て住宅が密集している。早朝の住宅街での火災発生に周辺住民からは不安の声が上がり、消防隊が到着するまでの間、自主的に避難する姿も見られた。
警視庁は現場の実況見分を行い、出火の原因や詳しい経緯について調べを進めている。三階の焼損した部屋の住民から当時の状況について聴取を行うとともに、失火か放火かなどの可能性を含めて慎重に捜査を進める方針だ。
都心部の集合住宅における火災は、建物の構造上、上階への煙の回り込みや避難経路の確保が課題となることが多い。今回の火災では幸いにも死者は出なかったものの、高齢の住民が複数負傷していることから、共同住宅における防火対策や高齢者の避難体制の再点検を求める声が改めて上がりそうだ。