東京・上野のキャバクラ店で、客に暴行を加えて現金を脅し取ったとして、店の店長や従業員らが逮捕された。ANNの報道によると、警視庁は、この店の店長や従業員ら五人を逮捕し、家宅捜索を行った。安さを装って客を店に引き込み、暴力を交えて高額な金銭を支払わせていた疑いが、捜査によって浮かび上がっている。
逮捕されたのは、店の運営に関わっていた人物たちである。ANNによると、逮捕されたのは、キャバクラ店の店長である広瀬周平容疑者と従業員ら、あわせて五人である。事件が起きたのはことし四月で、特定の従業員だけでなく、店ぐるみで客に暴行を加えて金銭を脅し取っていた疑いがあるとみられている。
被害のきっかけは、安さをうたった客引きだった。ANNの報道によると、広瀬容疑者らは、一時間六千円などと言って男性を店に連れて行ったという。手頃な料金を提示することで客を安心させ、店内へと誘い込む手口だったとみられている。
ところが、店内では想定外の展開が待っていた。ANNによると、男性が席に着くと、注文していないにもかかわらず、十杯ほどのテキーラが次々と提供された。男性は不審に思いながらも、結果として大量の酒を飲まされることになったという。
そして、事態は単なる料金トラブルにとどまらなかった。ANNの報道によると、男性には当初店から言われていた金額を大幅に上回る高額な請求が突きつけられたうえ、店に戻された後に監禁され、平手打ちなどの暴行を受けたとされる。さらに、残業代として百二十万円を支払うよう要求されたといい、客を力ずくで従わせようとする悪質な手口がうかがえる。
その後、男性は家族や同僚に電話をさせられた。ANNによると、電話を受けた同僚が二十万円を支払ったことで、男性は解放されたという。そして、解放された男性がそのまま警察に向かったことで今回の事件が発覚し、暴行や恐喝を交えた一連の行為が捜査の対象となった。
この店をめぐっては、以前からトラブルが相次いでいたとみられている。ANNの報道によると、店はオープンからおよそ半年で二十一件ものトラブルの相談が寄せられており、警視庁は余罪があるとみて捜査を進めている。同じような被害がほかにも広がっている可能性があり、実態の解明が進められている。
