五日の午後、富山県魚津市の北陸自動車道で、道路工事を終えたあとに車線の規制を解除する作業にあたっていた作業員らに、大型トラックが追突する事故がありました。ANN News 24Hが伝えたところによりますと、この事故で作業員の一人が死亡し、もう一人も意識不明の重体となっていて、警察が当時の状況を詳しく調べています。
事故が起きたのは、五日の午後一時二十五分ごろ、富山県魚津市大海寺野にある北陸自動車道下り線の、滑川インターチェンジと魚津インターチェンジの間の区間です。現場では工事が終わった直後で、走行車線にかけられていた規制を解除するための撤去作業が行われていたということです。
警察やNEXCO中日本によりますと、当時、現場では二人の男性作業員が二台の工事用車両とともに、車線規制を解除する作業を進めていました。そこへ走ってきた大型トラックがそのまま突っ込み、作業中の二人と工事用車両を巻き込む形で追突したとみられています。
この事故で、富山市月岡町の会社員、長森清さん、五十七歳が病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。長森さんは事故の現場で、終わった工事の規制を片づける作業にあたっていたとみられ、突然の追突に巻き込まれた形となりました。
また、同じく現場で作業をしていた立山町宮路の会社員、土肥純樹さん、三十六歳が頭などを強く打ち、意識不明の重体となっています。病院で手当てを受けていますが、容体が心配される状況が続いていて、警察は二人がどのような体勢で作業をしていたかなどについても確認を進めています。
現場となった北陸自動車道は、事故の直後の午後一時半ごろから、滑川インターチェンジと魚津インターチェンジの間の上下線で通行止めとなりました。その後、現場の検証や処理などが行われ、およそ六時間後の午後七時四十分ごろになって、ようやく通行止めが解除されました。
高速道路上での工事や、その後の規制を解除する作業は、走行する車のすぐ近くで行われるため、つねに危険と隣り合わせとなっています。警察は、大型トラックがなぜ作業中の現場に気づかずに追突したのかなど、事故の詳しい原因について引き続き調べを進める方針です。
