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横須賀基地への侵入事件、住友商事の元社員に横浜地裁が執行猶予付きの有罪判決

横須賀基地への侵入事件、住友商事の元社員に横浜地裁が執行猶予付きの有罪判決

アメリカ海軍の横須賀基地に偽造IDカードで侵入したなどの罪に問われた住友商事の元社員に対し、横浜地裁が10か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

横浜地裁は、アメリカ海軍の横須賀基地に侵入した罪などに問われていた住友商事の元社員の男に対し、10か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。基地の安全管理にかかわる事件として注目されていた裁判で、司法の判断が示された形となる。

判決などによると、住友商事の元社員である水野被告は、去年、アメリカ海軍の横須賀基地に偽造したIDカードを使って侵入した罪などに問われていた。基地という厳重に管理された区域に、偽の身分証で立ち入ったとされる点が問題とされた。

水野被告は、これまでの裁判の初公判の段階で、起訴された内容を認めていた。事実関係そのものについては、被告側も争わない姿勢を示していたことになる。

その中で水野被告は、幼い頃からアメリカ軍に対して強い憧れを持っていたと説明していた。事件の背景に、こうした個人的な思いがあったことを法廷で語っていたという。

さらに水野被告は、自分は軍人だという錯覚があったなどとも話していたとされる。被告自身が当時の心理状態についてそのように述べていたことが、裁判の中で明らかにされていた。

きょうの判決で横浜地裁は、刑事責任は軽くないと指摘した一方で、水野被告が反省の態度を示していることなどを踏まえ、執行猶予を付けた有罪判決を言い渡した。これにより、被告には実刑ではなく猶予付きの刑が科されることとなった。

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