岐阜県関市の長良川で十日の昼、川で溺れたとみられる男性が病院に運ばれ、その後、死亡が確認された。亡くなったのは各務原市の大学生、石井浩貴さんで、友人らと川遊びに訪れていた際の思わぬ事故となった。穏やかに見える川での痛ましい出来事である。
警察などによると、十日の午後零時半ごろ、関市の長良川で「大学生くらいの男の子が川に沈んだ」と、目撃した男性から消防に通報があった。石井さんは友人七人とともに川遊びに来ていたという。
石井さんは、対岸に向かって泳いで渡ろうとしたところ、川の流れに流されたとみられている。仲間とともに楽しんでいた川遊びの最中に、突然の事故が起きたことになり、周囲に大きな衝撃を与えている。
通報を受けて現場に駆けつけた消防は、川に沈んでいた石井さんを救助し、病院へ搬送した。しかし、病院に搬送されてからおよそ一時間後に、石井さんの死亡が確認された。
事故が起きた現場は、川幅がおよそ六十メートル、水深が三メートルほどで、当時の水量は平常時と変わらず、流れも穏やかだったという。一見すると危険には見えにくい川での水難事故となった。
警察は、石井さんがどのような状況で流されるに至ったのか、目撃した男性の話なども踏まえながら、当時の状況や事故に至った詳しい経緯について、引き続き調べを進めている。
