高知市の夏を彩るよさこい祭りの本祭が開幕しました。全国から集まった百九十七のチーム、およそ一万八千人の踊り子が参加し、鳴子を手に街を舞う勇壮で華やかな踊りが繰り広げられています。夏本番の高知に、祭りならではの熱気が戻ってきました。
踊りの舞台は市内各所に用意されています。踊り子たちは、共演場や演舞場と呼ばれる高知市内の十六カ所のステージで、色鮮やかな揃いの衣装に身を包み、きらびやかな踊りを次々と披露しています。チームごとに趣向を凝らした振り付けと衣装が、通りを歩く人たちの目を引いています。
本祭の初日となったきょうは、厳しい暑さのなかでの開幕となりました。最高気温は三十二度を超え、全身から汗が吹き出るような陽気となりましたが、踊り子たちは暑さをものともせず、力強い踊りで祭りを盛り上げました。
会場となった商店街や大通りには、多くのチームの熱い踊りが次々と広がりました。そろいの衣装をまとった踊り子たちが隊列を組んで舞い進むと、沿道からは大きな歓声が上がり、まちなかは祭り一色の雰囲気に包まれました。
よさこい祭りは、鳴子を鳴らしながら前進する独特の踊りが特徴で、地域に根づいた夏の風物詩として親しまれてきました。全国各地からチームが集うことで、それぞれの土地の個性が高知の街に持ち寄られ、多彩な踊りが一堂に会する場となっています。
祭りはこの後も続きます。よさこい祭りはあすが本祭の二日目にあたり、あさって十二日には全国大会が開かれることになっています。連日にわたって繰り広げられる踊りに、高知の街はしばらくのあいだ、祭りの熱気に沸くことになりそうです。
