神戸市中央区のマンションの冷凍庫から見つかった男性の遺体をめぐる事件で、警察は望月亜紀容疑者を殺害の疑いで再逮捕しました。これまで遺体を遺棄したなどの罪で立件されてきた事件が、殺害の疑いへと進展したことになります。
警察によりますと、望月容疑者は二千十一年十二月ごろ、神戸市中央区のマンションの和室で就寝中だった当時の夫、西口豊さんの首を紐状のもので締めた上、口の中にバスタオルなどを詰め込むなどして窒息させ、殺害した疑いが持たれています。
西口さんの遺体は、ことし六月二十日に、このマンションの冷凍庫の中から見つかりました。遺体は腹部で切断され、土のう袋などに詰められた状態で、長い年月が経過したことで腐敗が進んでいたということです。
遺体の損壊について、警察は望月容疑者がマンションのダイニングキッチンの床で行ったとみています。殺害からの発覚まで長期間が経っており、遺体がどのように扱われ、なぜ発見が遅れたのかも捜査の焦点となっています。
望月容疑者はすでに先月、死体損壊と死体遺棄の罪で起訴されています。今回の再逮捕によって、遺体をめぐる一連の行為に加え、その死そのものについても刑事責任が問われることになりました。
一方で、事件の核心はなお明らかになっていません。望月容疑者は警察の調べに対して黙秘しているということで、警察は動機を明らかにしていません。長い時間を経て発覚した事件の全容解明に向け、慎重に捜査が進められることになりそうです。
