腕時計などを狙った店舗荒らしを繰り返していたとして、警視庁は男四人を逮捕しました。ANN(テレビ朝日系)によると、四人は複数の店に侵入して高価な腕時計やバッグを盗んでいたとみられ、警視庁は組織的な窃盗事件として、事件の全体像の解明を進めています。都市部の店舗を狙った一連の犯行として、警戒が呼びかけられています。
最初に問題とされているのは、千葉県松戸市の店での犯行です。ANNによると、四人は去年、千葉県松戸市にある店に侵入し、腕時計やバッグなど合わせて三十二点、およそ二百九十万円相当を盗んだ疑いが持たれています。短時間のうちに多くの品物を持ち去っており、計画的な犯行だった可能性がうかがえます。
犯行の様子は、防犯カメラにとらえられていました。ANNによると、真っ暗な店内で黒ずくめの男たちがバールでショーケースを壊し、中の商品を次々と奪っていく様子が写っていたということです。人目を避けるような手口で、手際よく高価な品物だけを狙っていたとみられています。
四人の犯行は、一度にとどまりませんでした。ANNによると、四人はこの事件のおよそ三日後にも、東京・上野の腕時計販売店で腕時計四点、二百二十二万円相当を盗んだとして逮捕されています。短い期間に別の店を相次いで狙っており、被害額はさらに膨らむ可能性もあります。
逮捕された四人は、いずれも容疑を認めています。ANNによると、四人のうち一人はブラジル国籍で、取り調べに対し、いずれも容疑を認めているということです。どのような経緯で犯行に加わったのか、四人の間の役割分担などについても、今後の捜査で明らかにされるとみられます。
警視庁は、四人の背後にさらに関係者がいるとみています。ANNによると、警視庁は、実際に盗みに入った四人のほかにも、指示役などがいるとみて捜査を進めています。誰が犯行を計画し、盗んだ品物がどこに流れたのかなど、グループの実態の解明が焦点となっています。
一連の事件は、店舗を狙った組織的な窃盗のリスクを改めて示すものとなりました。ANNによると、高価な腕時計やブランド品を扱う店では、こうした押し込み型の窃盗が繰り返し問題となっており、防犯対策の強化が課題となっています。警視庁は、余罪や指示役の存在を含め、事件の全容解明に向けて捜査を続ける方針です。
