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新潟の海水浴場で親子三人流される 中学生と小学生の姉弟死亡

新潟の海水浴場で親子三人流される 中学生と小学生の姉弟死亡 | AVALW News

新潟市西蒲区の角田浜海水浴場で十日昼ごろ、海水浴に来ていた親子三人が沖に流され、中学一年生の姉と小学三年生の弟の二人が死亡した。三十七歳の父親は意識がある。三人はいずれも救命胴衣を着けておらず、当時は波が高く、遊泳注意の旗が出ていた。

新潟市西蒲区の角田浜海水浴場で十日の昼ごろ、海水浴に来ていた親子三人が沖に流される事故があり、このうち中学一年生の姉と小学三年生の弟の二人が死亡した。亡くなったのは新潟市に住む十三歳の女子中学生と八歳の男の子で、一緒に流された三十七歳の父親は意識があり、会話ができる状態だという。お盆休みでにぎわう海水浴場で起きた、痛ましい水難事故となった。

消防などによると、十日の正午ごろ、角田浜海水浴場で、ゴムボートに乗っていた子どもが沖に流されているといった通報が寄せられた。海に流されていたのは、この父親と二人の子どもの三人で、いずれもヘリコプターで救助され、新潟市内の病院に搬送された。しかし、姉と弟の二人は搬送先の病院で死亡が確認され、助かったのは父親だけだった。

三人はいずれも、救命胴衣を身につけていなかったことが分かっている。子どもたちが乗っていたゴムボートから海に転落したとみられ、警察や消防が当時の詳しい状況を調べている。夏の海で家族連れが手軽に楽しむゴムボートが、一転して命に関わる事故につながった形で、レジャーに潜む危険を改めて浮き彫りにした。

事故が起きた角田浜海水浴場では、当時、波が高かったため、遊泳に注意を呼びかける旗が掲げられていた。さらに、三人が流された付近では、岸から沖に向かって強い流れが生じる「離岸流」が発生していたという。離岸流は、いったんつかまると自力で岸に戻るのが難しく、毎年、各地の海水浴場で水難事故の大きな原因となっている。

お盆休みに入り、各地の海や川では水の事故が相次いでいる。この日は、愛知県田原市でもサーフィンをしていた男性が溺れて亡くなったほか、全国各地で海や川での事故が報告された。行楽シーズンの海辺は、天候や波の状況が急に変わることがあり、見た目が穏やかでも思わぬ危険が潜んでいることがある。

こうした水の事故を防ぐためには、海に入る際に、たとえ浅い場所であっても、子どもに救命胴衣を確実に着用させることが大切だとされている。また、遊泳注意の旗が出ているときや、波が高いときには、無理に海に入らないことも重要だ。ゴムボートは風や流れに乗って一気に沖へと運ばれやすく、その扱いには十分な注意が求められる。

今回の事故では、父親が助かったものの、幼い姉と弟の二人の命が失われた。夏の楽しいはずの海水浴が、一瞬にして家族を深い悲しみに突き落とす結果となった。お盆休みで海水浴場のにぎわいが続くなか、警察や消防は、海のレジャーを楽しむ人たちに対して、改めて安全の確保を強く呼びかけている。

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