日本ハムが3年連続でファイナルステージへ。伊藤大海は腰と足の故障を乗り越え、新庄節の無謀さで勝利を掴んだ。
10月12日、ベルーナドームの土煙はまだ冷めやらぬまま、伊藤大海はマウンドを降りた。腰がピキッとし、足が直撃する。2度のアクシデントに見舞われながら、彼は5回1失点と試合をつくり上げた。新庄監督は「ピッチャー返しで足。で、腰が治ったと思う」と言い放つ。この無謀なまでの強さは、まさに新庄節そのものだ。
この日、日本ハムは西武を4対1で破り、3年連続のファイナルステージ進出を決めた。伊藤は24年と25年の初戦に続き、今回も1勝1敗の3戦目に登板した。「あとがない状況だったので気持ちっす」と彼は笑う。絶体絶命から回ってくる調整の難しさを、気迫で補ったのだ。
2度のアクシデント、それでもマウンドへ
3回、先頭外崎の一塁線ゴロを捕球し、タッチした直後、マウンドに戻りロジンを触ろうとした瞬間、腰が痛んだ。ベンチで治療を受け、数分後に再びマウンドへ。しかし5回、無死一、二塁のピンチで平沢の打球が左足内側を直撃した。治療後、再び続投した。病院には行かずに様子を見ることになったという。
新庄監督は「人間は1カ所しか痛いとこわからないから。帳尻あわせ」と語る。伊藤も「足に当たって腰を忘れました(笑い)。足は痛いですけど大丈夫」と応じる。この軽さの中にある覚悟が、チームを支えた。

崖っぷちからの連勝、逆転突破
日本ハムは2勝のアドバンテージを持つソフトバンクが待つ最終ステージへ進む。万波中正の左翼上段へ122メートルの一撃が試合を決めた。打球速度170キロのこの一撃は、1対0の4回に放たれた。万波は「本当に完璧でした」と自画自賛する。
崖っぷちからの連勝で逆転突破。2勝のアドバンテージを持つリーグ覇者ソフトバンクが待つ最終ステージへ歩を進める。インタビューでは「もうちょっと(声援が)欲しいな」と笑わせた。この余裕と覚悟が、チームの底力だ。

松下知之の世界新、強気の泳ぎ
競泳の日本短水路選手権で、松下知之が男子400メートル個人メドレーを3分54秒33で制し、短水路世界新記録をマークした。瀬戸大也が2019年に出した記録を0秒48更新した。松下は「300メートルのレースだと思って泳いだ」と振り返る。
長水路の名古屋アジア大会ではレース展開を考えすぎてしまい、優勝を逃した。平井コーチに「まだ100%を出し切れていない」と叱られ、今大会は「自分だけに集中する」と強気で臨んだ。折り返しの回数が多い短水路で、ターン後の潜水を長く保つように磨いてきた泳ぎが奏功した。

いわきFCの完封勝利、連敗ストップ
J2のいわきFCはホームで3試合ぶりの勝利を収め、連敗をストップした。0対0で迎えた後半16分、高橋勇利也が3試合ぶり、今季3ゴール目となる先制点で均衡を破る。秋田も反撃するが、いわきは課題となっているクロスやセットプレーからの守備に体を張って対応し、決定機を作らせなかった。
高橋は「もやもやした思いがあった中で、何としても欲しかった一勝だったので、ほっとしている。同時にまたこれから上に上がっていきたい」と語る。3試合ぶりの勝ち点3を積み上げ、好調な相手を破った。
オードニース、手術とスポンサー契約
リック・フォウラーはベイカレント・クラシックで71位に沈んだ。しかし、彼は新しいスポンサー契約を結んだ。Rolusのスパークリング・ハイドレーション・ドリンクのロゴが左袖に貼られている。この契約は、フォウラーの既存の飲料関連契約に加わるものだ。
フォウラーはシーズン後に副鼻腔手術を予定していたという。2年以上にわたって深刻な副鼻腔炎に苦しんできた。抗生物質や他の薬では治まらず、これが彼の足を引っ張ってきたという。手術の時期はまだ不明だが、彼は次季に向けて準備を進めている。
大谷翔平、打席で一安打
ナショナルズ・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ第1戦、ドジャースはブルワーズに1対2で敗れた。大谷翔平は3打数1安打で、12打席連続無安打を脱した。しかし、打線全体は2回表に1点を奪ったものの、その後の追加点が得られなかった。
ブルワーズはチーム打率.258でMLB1位、OPS.744で3位、ERA3.51で2位、WHIP1.18で4位と、攻守ともに高い戦力を誇る。ドジャースは第2戦で反撃できるか、特に打線の追加点が鍵となる。
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