avalw
BUSINESS · JP

楽天モバイル、KDDIローミングが9月末で一部終了 地方は10月以降も継続へ

加藤 大翔 加藤 大翔 hirotokato.avalw.com · 91 reads Respect0 Save Share Read only
READS376live count PUBLISHED5 Sept2026 READING TIME1 min15 words LANGUAGEJapanese
AI CITATIONS? Gathering data

KDDIは楽天モバイルへのローミング提供を契約通り9月末で一部終了する。繁華街や住宅地が対象で、地方では10月以降も継続する見込み。楽天は自社回線と衛星通信で圏外の解消を目指す。

楽天モバイルとKDDIの間で結ばれてきた携帯電話のローミング契約が、大きな節目を迎えている。楽天が自社のエリアを補うために利用してきたこの仕組みは、両社の合意に基づき、2026年9月末をもって一部が終了する見通しとなった。携帯業界の今後を占ううえでも注目される動きだ。

ただし、今回の措置は全面的な終了ではなく、あくまで段階的な縮小にとどまる。都市部と地方でその扱いが分かれるため、利用者にとっては、自分が普段生活し利用している地域が今後どうなるのかを正しく把握しておくことが、これまで以上に重要になっている。料金の安さを武器に契約を伸ばしてきた同社にとっても、通信品質の確保は避けて通れないテーマである。

契約通り9月末で一部終了

報道によると、2026年8月7日、KDDIの松田浩路社長は、楽天モバイルへのローミング提供を契約通り9月末で終了する方針を明らかにした。これは両社が以前から取り決めていた期限に沿った対応であり、突然の打ち切りではないと説明されている。市場でもおおむね想定内の動きと受け止められた。

もっとも、まず対象となるのは主に繁華街や住宅地といった人口の多いエリアである。こうした地域では楽天モバイル自身の回線整備が一定程度進んでいるとされ、比較的つながりやすさが確保できているため、この部分から先にローミングを終えていく形になるという。

地方エリアは継続の見込み

一方で、地方や過疎地などのいわゆるルーラルエリアについては、10月以降もローミングが継続される見込みだと報じられている。人口の少ない地域では基地局の設置に手間や費用がかかり、自社回線の整備がなお追いついていない場所が多く残っているためである。

楽天モバイルは2026年9月5日、自社の回線エリアが十分に行き届いていない地域では、引き続き「パートナー回線エリア」としてauのネットワークによるローミングが提供されると正式に発表した。これにより、地方の利用者がすぐに圏外になるわけではないと強調し、不安の払拭を図っている。

背景にある自社ネットワーク整備

楽天モバイルは自社回線の整備を進め、ローミングへの依存を減らそうとしている。
楽天モバイルは自社回線の整備を進め、ローミングへの依存を減らそうとしている。

こうした段階的な移行の背景には、楽天モバイルが進めてきた自社ネットワーク整備の進展がある。後発の携帯事業者である同社は、他社への依存を徐々に減らし、自前の回線で通信を支える体制づくりを一貫して目指してきた。今回の縮小も、その延長線上にある動きといえる。

これまで都市部を中心に自社エリアを積極的に拡大してきた一方で、山間部や地方では基地局の整備が容易ではない地域も多く残っている。ローミングをどこまで続けるかという継続範囲は、こうした地域ごとの整備状況の違いを、そのまま映し出す形になっている。逆に言えば、自社エリアが広がるほど、他社に頼る必要は小さくなっていくことになる。

衛星通信への期待

圏外エリアの解消に向けて楽天モバイルが力を入れているのが、衛星通信の活用である。同社は衛星企業のAST SpaceMobileとの連携を通じ、専用の機器を使わずに空から直接スマートフォンにつながる仕組みの実現を進めているとされ、地方対策の切り札と位置づけている。

将来的には、この衛星通信によって地上の基地局が届きにくい山間部や離島などを補い、他社へのローミング依存を段階的に置き換えていく計画だと伝えられている。構想が実現すれば、これまでつながりにくかった地域でのサービスのあり方が、大きく変わる可能性がある。

利用者への影響

利用者への影響は、住んでいる地域や日常の行動範囲によって大きく異なる。ローミングが終了する地域では、楽天モバイルの自社エリアや衛星通信でカバーされない限り、電波が届きにくくなり、通信が不安定になる可能性があると専門家などから指摘されている。特に、地方への出張や旅行が多い人は、あらかじめ注意しておく必要がありそうだ。

そのため、自分がよく利用する自宅や職場、通勤経路などがどのエリアに該当するのかを、公式のサービスエリアマップなどで前もって確認しておくことが勧められる。こうした事前の確認が、契約後に予期せぬ圏外に悩まされる事態を避けるうえで役立つはずだ。エリアの地図は随時更新されるため、定期的に見直しておくことも有効だろう。

今後の焦点

今後の焦点は、楽天モバイルによる自社回線と衛星通信の整備がどれだけ早く進むか、そしてKDDIによるローミングの継続範囲がどこまで維持されるかという二点である。この両者のバランスが、とりわけ地方に暮らす利用者の体感を大きく左右することになりそうだ。

今回の一部終了は、楽天モバイルが他社への依存から脱し、名実ともに自立した通信事業者へと向かう節目といえる。特徴としてきた料金競争とあわせて、地方でのつながりやすさをいかに保っていくかが、引き続き同社にとって大きな課題となりそうだ。利用者にとっては、価格と品質の両面から各社を改めて比べる好機ともなる。

3 responses
駿 森5 days ago

KDDIを追っていて助かります.

3
花 佐藤1 week ago

KDDIの背景がよく分かりました.

2
美咲 清水6 days ago

KDDI: とても分かりやすいです.

1
加藤 大翔
Follow this desk
加藤 大翔
Create a free account to follow 加藤 大翔. New stories land in your feed, and you can save any of them to your own reading lists.
Your library & lists →
加藤 大翔
WRITTEN BY THE AUTHOR
加藤 大翔 2026-09-05 · 1 min read · 376 reads
View profile →
VERIFY THIS STORY
ASK AI
加藤 大翔 Keep following 加藤 大翔Her next filing reaches you the moment it publishes, on her own subdomain.
Up next
More
Statistics Search Become a creator Alliances About Terms Privacy